包茎の初歩知識
ペニスの亀頭が皮に被っているままで露出していない場合を包茎という。 子供の時には普通、亀頭が皮に被っている状態であることが多いが成長するにつれペニス発達し皮は次第に剥がれて亀頭が露出してくる。 そこで亀頭が露出しない原因は大きく2つに分けられる。1つはカリの部分がきつく、または亀頭と皮が癒着しているため、手で皮を剥こうとしても亀頭を露出することができない状態であり、これを真性包茎という。
もう1つは皮の長いことにより亀頭部が露出しない状態で、この場合は手で剥いて露出可能であり、これを仮性包茎という。 通常時を見ただけでは「真性包茎」と「仮性包茎」の区別はできない。 包茎の頻度は、真性包茎は約2%、仮性包茎は約60%といわれているが、当然年齢によって違いはあるし年齢が高くなるほど包茎は少なくなる。 15歳の時点では亀頭が完全に露出しているものは約30%という報告もある。
その後マスターベーション(オナニー)が盛んに行われる年齢になると包茎の頻度は減少する。 包茎を不潔なままに放置すると、さまざまな問題が起こる。すなわち尿や分泌物が皮の中に溜まり炎症(亀頭包皮炎)をおこしやすい。 また排尿痛、ときとして排尿困難や尿閉をおこすこともあり、このような炎症が継続すれば、包皮結石、亀頭と包皮の炎症性癒着などがおこり、発ガン性を伴う。 また特に真性包茎ではペニスの発育不全やセックス障害の原因になることもある。
さらに剥くのが非常にきつい皮を無理に剥いて亀頭を露出した状態にしておくと、カリの部分で絞められて戻らなくなり循環障害が生じ、剥いた皮が膨張することがある。 この状態をカントン包茎といい、放置すると痛みがひどくなって、ときに壊死におちいることもある。 しかし包茎は仮性包茎の場合、入浴時に皮をむいて洗うなどして清潔に保っておけば十分である。 また手で皮を剥いて亀頭を露出することができず、「真性包茎」と見える場合も、少しずつ可能なところまで皮を降ろしては戻すという行為を日数かけて繰り返し続ければ、たいていの人で亀頭の露出は可能であり、そのようにしても露出真の「真性包茎」は非常にまれといわれている。 ただしこの場合、無理しないように(一気に剥いてはいけない)、特にカントン包茎を放置しないように注意する。
このようにしても皮が剥けない場合や、ペニスに異常を感じる場合は医師(泌尿器科)に相談すべきである。 最近一部の産院では新生児期から皮を剥き、皮の中を清潔に保つ指導を行い、数ヶ月で亀頭部を簡単に露出できるとの報告もあります。